1975-03-03 第75回国会 衆議院 予算委員会 第21号
そしてこの曲がるのが、弾性限界——特に最近は高張力鋼を使いますから、その高張力鋼の弾性限界を超えて、これが引っ張られるんです。そのためにひずみがここに残ってしまう。永久ひずみが残るんですね。そうして、それが何遍も繰り返しますと——油を入れた、抜いた、入れた、こういうことを繰り返すと、繰り返し応力、ちょうどブリキをこうやっているうちに切れるように、ここが切れてしまうんです。
そしてこの曲がるのが、弾性限界——特に最近は高張力鋼を使いますから、その高張力鋼の弾性限界を超えて、これが引っ張られるんです。そのためにひずみがここに残ってしまう。永久ひずみが残るんですね。そうして、それが何遍も繰り返しますと——油を入れた、抜いた、入れた、こういうことを繰り返すと、繰り返し応力、ちょうどブリキをこうやっているうちに切れるように、ここが切れてしまうんです。
そういうふうなことがないからとても安全性については自信が持てないということで、中心になっておる教授たちがみんなおりてしまったということで、実際技術屋が机の上で考える安全性というのは、計算した応力と使用材料の弾性限界といいますか、それとの比率を見て、これなら安全だ、こういう計算をするわけです。
たとえていいますと、計算した応力と使用材料の弾性限界との割合を安全率というふうに見て、それにある程度の許容度を認める、こういうふうな計算の上に立っておりますから、日本のようにいろいろな地盤の違いがあろう、それから沖積土壌というものが多いという場合は、こういう計算上の考え方だけではいかないのではないか、その場合にどう対応しているかということで、まあ前田さんはいろいろ許容度の点で十分に考えられておるということなんですけれども